今期も入荷を大変楽しみにいたしておりました
OUTIL / CHEMISIER CORSIER (シュミジエ コルシエ)

19世紀フランスのスカーフをモチーフにOUTILオリジナルにて総柄生地を作成したという柄に、展示会の際ぐっと心掴まれた一品。
とても細やかな柄に。ブルー部分はなんとインディゴプリントなんです。
手捺染という技法で、熟練の職人さんの手により手間暇かけてつくられたこちらの柄。とても美しさを感じます。

1900年代の古いヴィンテージのドレスシャツをモチーフに製作されたシャツ。
エクリュの生地をベースにインディゴの綺麗なブルーの色合いは存在感がありますよね。

目に留まるのはキュッと詰まった台襟の首元にヨーク仕様の胸元から、ヴィンテージの空気感が漂います。
やや肩が落ち、ゆったりと。
着丈バランスも前後変えており、裾はラウンド仕様。お尻も隠れたっぷりと体を包み込んでくれる。
サイドはスリットも入ることですっきりとしたバランスに。

このブラウスをより印象づけるのは、バックオープン仕様の後ろ姿。
ボタン２つで留め、ざっくりと。インナーがちらりと覗き、女性らしい。

カフスボタンは1920年代のフランスの物をベースにOUTILオリジナルで製作しており、細部にまで抜かりないですよね。

気兼ねなく着て頂きながら、愛らしさと上品さも兼ね揃えたブラウス。
ワイドパンツや軍パン、ボリュームあるスカートなど様々なシーンで幅広く着ていただけ、暗くなりがちな冬のスタイルの差し色にも。