待望のOUTIL 25SS第二弾が届きました。
OUTIL新作モデル VESTE GRIMAUD (ヴェストゥ グリモー)
入荷を大変心待ちにしておりました。

フランス19世紀にインディゴをベースに抜染しプリントされた花柄の生地。
抜染プリント部分が当時、技術的な問題でかなりズレがあるのですが、その味わいが出るように作成したというOUTIL渾身のオリジナルのフラワープリント生地。

素材は、コットン×リネン。
薄手でさらりとドライタッチな肌あたりが大変心地良い素材感。
表地ではなく、裏を表地として使用する事でよりマットで生地の表情や柄、色の出方がとても良いんですよね。
美しいブルーのインディゴの色をベースに花柄の部分がアプリコットのような色が柔らかく映えとても素敵。
着用と洗いを繰り返す事で経年変化していく様がとても楽しみです。

チェコスロバキア軍1950’sのジャケットをベースにデザイン。
歪なパターンを残しながら、着用に問題がないようにOUTILらしくアレンジしているのだそう。

全体的に程よくゆとりがあるシャツジャケットに対して、コンパクトな襟元。
袖付けの独特なパターン。横に手を伸ばすとドルマンスリーブのようなお袖で、腕を下ろすと脇下部分に生地がほんのりと溜まり、すっきりと見える不思議な仕様。
袖先にかけてほんのりと細くなっていきますが、ゆとりもあるのでインナーもしっかりと着ていただけます。
袖の切り替え部分に左に腕裏部分、右の内側部分にポケットも。
脇下にはガゼットがついていて腕をしっかりと動かしやすくなっております。
フロント部分の特徴的なポケットもアクセントに。

着用して頂くととても軽やかでジャケットだけれど、まるでシャツのような着心地の良さが堪らないんですよね。
インナーを調節しながらオールシーズン着ていただけます。

思わず、「何これ?!」と。一目で心奪われた、出会ったことの無い、歪さのあるシャツジャケット。