OUTIL 23AWの第一弾が届きました。
こちらは、CHEMISIER SAPOIS (シュミジエ サポワ)

1940’sのフランスのドレスシャツをOUTILのフィルターを通して再構築された一着。
フランスの1920’s、100年程前以上の抜染プリントの生地を元に製作された今回の小花柄が
思わず目を引きます。

col.Blackは抜染プリント。
花柄部分の色を抜き、違う染料で色を付けてプリントした生地は、
より奥行きを感じます。

今回使用している素材は、贅沢にも軽さのある”コットンモールスキン”をシャツとして。
コットンの糸を高密度に織り上げた、程良いハリと柔らかさ。
厚くも薄くも無い程よく心地の良いハリ感を感じる生地は、さらりと滑らかで非常に肌あたり良い生地感。
高密度に織り上げられているからこその鈍い光沢感が、
花柄と相まって、より上品さを引き立てます。

小さめな襟元。首元の一番上のボタンと、袖口のダブルカフス部分はギボシのボタン。
全体的にゆとりがあり、お尻が隠れるほどの着丈バランスですが、
縦長にすっきりと見せてくれるシルエットが美しい。

全てボタンを留めてシャツとしても、開けて軽めのジャケットの様にさらっと羽織ったりなど、
様々なスタイルを楽しんで頂けます。

柄と圧倒的な生地の存在感。
表情と、奥深さを感じるOUTILならではの一着です。