大変心待ちにしておりました、OUTIL 23AW第一弾が届きました。
こちらは、PANTALON SAINT.SANDOUX (パンタロン サンサンドゥー)

OUTILと言えば毎回素晴らしいファブリックをオリジナルで製作されておりますが、
こちらは、1920’s-30’sのフランス、ブリュターニュ地方の生地を解体し、分析して、
その当時の織機にてフランスで生地を製作したのだそう。

ポコポコした生地の凹凸感とチラチラした織柄。
深く、美しい青色。
奥行きと何とも言えない表情がとても素晴らしく、圧倒的な生地に思わずため息がもれてしまうほど。

初期のベルテッド仕様のbourgeronパンツをベースに製作された一本。

ゆとりあるウエスト部分に共地のベルトが付き、アジャスタボタンで調節可能。
（ベルト部分をぎゅっと自分のウエストに合わせて結んで着用して頂く着こなしも良いです。）
ボタンフライ仕様、スラッシュポケットが両サイドに２つ。
裾部分もベルト部分を絞って着用可能。

ずどんとした太さがありながらも、ハリと滑らかさのある生地感と、
計算された長くも短くもない丁度良いレングスの長さが、
バランス良く、どこかすっきりとした印象がとても気に入っています。

着込む毎により自分の体に馴染み、
生地の風合い、色合いの変化がどんな風になっていくのか。
育てていくのがとても楽しみなパンツ。

こちらは共地でジャケット［ VESTE THIERS ］との
セットアップでの着用も大変おすすめです。