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セットアップで着たい。OUTIL | VESTE SILLERY , PANTALON MACAU

今期のOUTILもやっぱり最高。生地の表情の豊かさは一つ飛び抜けてます。これも良いよね、あれも欲しい、という会話が店頭でも飛び交っておりますが、その中でもこれは絶対セットアップで着たい、と思ったラミー素材のジャケットとトラウザーがあります。



ジャケットは新型のVESTE SILLERY (ヴェストゥシルリー) 展示会で見て、袖を通す前から仕入れるのを決めました。これは格好良い。デザイナーの宇多さんが集めている、30年代フランスのサックジャケットがベースだそう。
OUTILの作るテーラードジャケットはエレガントかつ、ワークジャケットの持つ無骨さも感じられて毎回心を掴まれます。フロントのコインポケット etc ディテールもシルエットも今までで一番好きかも知れません。

そして生地がまた素晴らしく…。 春夏の素材としてはお馴染み、とても軽くて涼しいラミー100%の生地。なんですが、自分の中のラミー素材の概念が覆されました。強撚糸のコットンのようなシャリっとした質感。
リネンよりも光沢があって、コシも少ないというのが自分の中のラミーの印象だったんですが。コットンの肌触りと麻素材らしい粗野な空気もあって、とても好みです。
宇多さんにその理由を聞いてみましたが、以前に紡績されて眠っていた繊維長の長いデッドストックのラミー糸を使用しているそう。なるほど。超長のラミーとか初めて触れましたが、独特の鈍い光沢もあり、とても好きになりました。




その糸を用いて織り上げられたのは綾織りのトラックストライプ生地。最初ヘリンボーンツイルに見えたんですが、たしかに細かい織り柄のトラックストライプでした。ジャケットと生地の相性もとても良く、エレガントさが増していると思います。
裏地も無い、仕立ても綺麗な一枚生地。写真はとても透け感があるように写っていますが、ジャケット、パンツ共に着る時の透け感はありませんので、ご安心ください。糸の原料の良さと、織り柄、両方が合わさって、肌触りがとても心地良いです。





ジャケットに心を掴まれ、すぐに思ったのは、これは絶対セットアップでしょうと。パンツも好みのシルエットだったら良いなあと思いながら、絵型をめくっていくとありました。最高のミリタリートラウザー。
50年代のフランス軍チノをベースにデザインされたPANTALON MACAU (パンタロンマコー) やった、このモデル大好きなんです。
OUTILのパンツは本当にシルエットが綺麗です。王道のチノ生地でリリースされたモデルも愛用してますが、このラミー生地とモデルの相性もとても良いです。チノよりも生地の落ち感が出て、よりシルエットが綺麗に出ている気がします。印象は美しいワイドスラックス。














ジャケット、パンツ共にシルエットが良いので、Tシャツやカットソー、スニーカーやサンダルで着崩すのも良いです。今回はOUTILのナバルボーダー、trippenのグルカサンダルで合わせました。春らしくて気に入っています。ジャケットもパンツも180cmの私でサイズ3着用です。
上下ともに、洗濯機で洗えますし、普段使いでガンガン着て経年変化も楽しんで欲しいです。それがOUTILの良さですね。
加えて、少しカチッとする必要があるビジネスシーン、結婚式、卒入学式など、フォーマルにも使えます。春素材のセットアップはオールシーズン重宝するのでおすすめです。


-Jacket-
OUTIL
VESTE SILLERY
Quality. Ramie 100%
col. Black
size.1, 2, 3
¥79,200 (tax in)
-Pants-
OUTIL
PANTALON MACAU
Quality. Ramie 100%
col. Black
size.1, 2, 3
¥49,500 (tax in)

HIRAKU FUJIKAWA
「ねむたいひとたちは ねむれるばしょさえあれば どこでもいいのです。」 娘の好きな絵本のはじまりが妙にしっくりきて、こんな気持ちで店を続けたいなあと思い、店の名前を名付けました。洋服が生活にもたらす力を信じています。
